2018.04.03
普段からよく効くツボを教えます。
今回は普段から、使えて、よく効くツボをご紹介させていただきます。
効くツボにはどんなものがあるでしょうか。いくつか紹介したいと思います。
足の三里
足の三里(あしのさんり)はとても有名ですね。耳にされたことがある方も多いでしょう。
足の三里はお腹の不調によく効きます。もっと詳しくいうと胃の痛みなどです。
どうして効くのか、それは足の三里が胃に直接つながるからです。
足の三里を触ると、胃に正気(せいき:私たちの働くエネルギー)が増えていきます。そして胃の働きが正しくなるのです。
胃がうまく動いていないときはきちんと動き出しますし、変なものを食べてしまい、体の外に出さなくてはいけないときは、嘔吐感が出てきて口から排出してくれます。
足の三里は昔からよく使われるツボです。「肚腹三里留(とふくさんりにとどめ)」といわれ、「お腹の問題は三里を使いましょう」と伝えられています。
本当に胃との関係が深いのだと思います。
委中
委中(いちゅう)は腰痛によく効きます。委中が腰の骨につながっているからです。
委中の触り方をうまく調節すると、腰椎の1番〜5番まで選択的に正気を集めることができます。
委中も古くからよく使われています。「腰背委中求(ようはいいちゅうにもとむ)」といわれ、「腰と背中の問題は委中を使いましょう」と伝えられています。
腰にはいいと思いますが。
血海
血海は月経時のさまざまな体調不良によく効きます。下腹部や腰の痛みから、体のだるさや倦怠感など、血海をうまく刺激することで取り除くことができます。
では血海はどこにつながっているかというと、子宮や卵巣などの女性生殖器です。
血海を刺激することでこういったところへ正気を集めることができ、これらの働きが正しくなるのです。
月経に辛さを感じておられる方は、一度試してみてください。
コロコロ鍼灸整骨院では膝の痛み、胃の不快感、月経痛なども専門的な知識をもったスタッフが診させて頂きます。今回の他にさまざまなツボがありますので、是非ご相談ください。
■ 休診日:日曜・祝日 水曜午後
【 住 所 】
〒606-8103 京都府京都市左京区髙野西開町54
【 アクセス 】
叡山電鉄 茶山駅から徒歩7分
バス停 高野橋東詰から徒歩3分